さて、やっとスネイプの過去話ですね。
話には聞いていたのですが、一言でいえば「深い」です。
何が?と聞かれれば「愛が」と答えます。
幼い頃にリリーと出会い、彼女に心惹かれたスネイプ。
けれど、リリーはグリフィンドールに入り、
彼はスリザリンに入ることで、徐々に噛みあわなくなっていった二人。
何故、スネイプがデスイーターに入ることになったのか…
どうしてリリーと絶縁状態になる程に仲が悪くなってしまったのか…
ジェームズを嫌悪する程に嫌う詳しい理由は何か…
詳しいことは映画では完全に明るみにはなっていませんが、
ウィキや原作をチラ見した程度で、考察出来る分からないので
ここではあまり書きません。
原作を読んだ時にちゃんと考えたいと思っています。
なので、映画を見ただけの考察で言えば・・・
スネイプのリリーへの愛は本当に尽きることない無償の愛で
永遠の愛なんだなーと思いました。
リリーを助けたいと言う一念でデスイーターも
ヴォルデモートすらも裏切り、ダンブルドアに全てを投げ打って
リリーを助けたい…彼にあったのはその願いだけ。
スネイプの中ではリリーの存在が絶対…というか、
彼女の存在だけが自分の心を照らしてくれる太陽のような存在だった。
…そんな気がしてなりません。
例えそれが自分の存在を忘れてしまったとしても、
(忘れられた訳ではないと思いますが、絶縁状態ですしね)
でも、スネイプはリリーを忘れることも出来なければ、
彼女の存在なくては、自分が存在できないような感じ。
…なんと例えていいのか分からないんですが、
それにリリーは事実亡くなってしまったんですが、
スネイプにとってリリーは心の中で生きているし、
彼女の忘れ形見であるハリーの存在が、ある意味…
一番憎らしく、一番愛おしい存在で、彼の成長を見守ることが
今までの彼の生き甲斐だったのでないかと思えてならない。
見返してみると、スネイプはハリーのことを嫌っていると言いますが
1作目から、きちんとハリーの目はまっすぐに見つめているんです。
容姿のどれをとっても難いジェームズの姿をしている所為で
その感情を表に出すことは出来ず、勿論隠していることだったので
明らかにすることもなく…本当にスネイプは孤独ですよね。
その孤独に必死に耐え、弱音を誰にも明かすことなく、
一番危ない場所でたった一人で戦っていたと思えば、
「一番勇敢な人」だと言うハリーの言葉に頷ける。
そしてどちらかと言えばダンブルドアの言葉の方が
Arionにとっては衝撃でした。
スネイプの言葉はどれも厳しいものばかりでしたが、
それに異を唱えることなく「そうだ」としか答えなかった
ダンブルドアの真意は読みとれません。
心の底からそう思って頷いているのか…
それとも演技としてそう言っているだけなのか。
けれどスネイプを相手にダンブルドアが嘘を言わなければいけない理由はない。
「死ぬべき時に死ねるように生かしておいたのですか」
「屠るべき豚のように育ててきたのですか」
ヴォルデモートを完全に消し去るために、どうしても
ハリーの存在が「あってはならない」のだとしても、
「情でも移ったか」
と、平気で言えてしまうダンブルドアにどう思ってよいのやら。
ダンブルドアがハリーのことを何とも思っていないとは思えないけれど、
あの言葉にどういう意味があるのだろう。
後々ダンブルドアはハリーの元を訪れ、
「君は勇敢だった」と言葉を掛けるシーンがある。
その時にはスネイプと対峙していたような黒い影は見えないし、
逆にハリーの行動を称えるような言葉しか掛けない。
奥深い人だとは思うけれど、彼の考えが読めない。
小説にしても漫画にしても全てに答えは出なくていいとは思う…
敢えて隠してこうやって読者に色々と考えて貰うっていうのも
ある意味、手かもしれないけど…けど…彼の真意が知りたい。
でもハリーはダンブルドアを信じていたから分霊箱を探し続けたし、
ハリーは「自分が死ぬべきだ」と知った時も、
ショックではあっただろうけど、それを受け入れていたし、
それを知ったからといってダンブルドアに対する感情を変えたとは思えない。
もしダンブルドアを軽蔑したとすれば、息子に「アルバス」名前を
与えることはしないと思うからね。
リリーが殺されて、ゴドリックの谷に向かったスネイプが見たのは
死んだジェームズとリリーの亡骸、それを前に泣きじゃくる赤ん坊のハリー。
リリーを抱きしめて慟哭するスネイプには相当泣けた。
それを後ろからじっとみてるハリーの存在も泣ける。
感情が先に出てしまうようなシーンなので
どうも言葉で表すのは難しいんですが、
太陽の存在を失ってしまって、もうこの世の終わり。
結局絶縁状態で仲も戻せずにすれ違ったままで
(映画しか見てないの原作ではどうなっているのか)、
死に別れてしまって…
ダンブルドアの問いにスネイプは答えることはなく、
守護霊の呪文で応えますが、彼の守護霊は雌鹿でした。
ジェームズの守護霊は雄鹿というのは周知の事実で、
息子であるハリーもジェームズと同じく雄鹿です。
けれど、リリーの守護霊は何か明らかにされていませんでした。
なのに、それなのに…スネイプが雌鹿を出しただけで
殆んどの人が「リリーの守護霊と同じだ」と思ったことだと思います。
リリーの守護霊が雌鹿だなんて、少なくとも映画Verでは一言も
出てきていないのに(原作では出たかどうか分かりませんが)、
何故かそう思ったんですよね。
そしてスネイプは何も言葉にして言っていないのに、
それだけで今なおスネイプがリリーを愛する気持ちは
昔と変わっていないのだと思わされました。
それを見てダンブルドアが「リリーの…これほどの時が経とうとも…」
と言葉をなくしたように言えばスネイプは一言「永久に」とだけ答えます。
永久に…聞けばとても特別な言葉で、深い言葉ですが…
英語Verで見た際、この台詞は「always」という単語でした。
永久と言えば一番最初に頭に浮かんでくるのは「forever」だったんですが、
何故「always」という単語を使い、和訳を「永久に」としたのか。
その答えは、先にありました。
その後ハリーは死を覚悟してヴォルデモートを対峙するため
禁じられた森に向かい、そこで蘇りの石を手に入れました。
その石を使ってリリー、ジェームズ、シリウス、リーマスの4人と再会します。
言葉少なく会話した後、ハリーはリリーに頼み事をします。
「僕の傍にいて」
「ええ、ずっと」
なんらおかしくない会話です。
ですが、このリリーの返答が英語Verではスネイプと同じく「always」になっています。
それに気付いたとき、なんとなく「ああ」と理解できました。
リリーがハリーを想っていると同じくらいの愛情で
スネイプもリリーを想っていたのだと思います。
また「forever」は特別な意味を感じさせ、「always」は日常的な意味合いが感じられます。
つまり、スネイプやリリーが「always」を使った意味は、
それがより身近な存在で、より当たり前で、普通だと思っているから
「always」を使ったのではないかと思えました。
相手を愛していることが当たり前だったから、特別な「forever」ではなく
ふと「always」をつかってしまった…ということだったら素敵だなって思いました。
そしてスネイプ先生が大好きです。
話には聞いていたのですが、一言でいえば「深い」です。
何が?と聞かれれば「愛が」と答えます。
幼い頃にリリーと出会い、彼女に心惹かれたスネイプ。
けれど、リリーはグリフィンドールに入り、
彼はスリザリンに入ることで、徐々に噛みあわなくなっていった二人。
何故、スネイプがデスイーターに入ることになったのか…
どうしてリリーと絶縁状態になる程に仲が悪くなってしまったのか…
ジェームズを嫌悪する程に嫌う詳しい理由は何か…
詳しいことは映画では完全に明るみにはなっていませんが、
ウィキや原作をチラ見した程度で、考察出来る分からないので
ここではあまり書きません。
原作を読んだ時にちゃんと考えたいと思っています。
なので、映画を見ただけの考察で言えば・・・
スネイプのリリーへの愛は本当に尽きることない無償の愛で
永遠の愛なんだなーと思いました。
リリーを助けたいと言う一念でデスイーターも
ヴォルデモートすらも裏切り、ダンブルドアに全てを投げ打って
リリーを助けたい…彼にあったのはその願いだけ。
スネイプの中ではリリーの存在が絶対…というか、
彼女の存在だけが自分の心を照らしてくれる太陽のような存在だった。
…そんな気がしてなりません。
例えそれが自分の存在を忘れてしまったとしても、
(忘れられた訳ではないと思いますが、絶縁状態ですしね)
でも、スネイプはリリーを忘れることも出来なければ、
彼女の存在なくては、自分が存在できないような感じ。
…なんと例えていいのか分からないんですが、
それにリリーは事実亡くなってしまったんですが、
スネイプにとってリリーは心の中で生きているし、
彼女の忘れ形見であるハリーの存在が、ある意味…
一番憎らしく、一番愛おしい存在で、彼の成長を見守ることが
今までの彼の生き甲斐だったのでないかと思えてならない。
見返してみると、スネイプはハリーのことを嫌っていると言いますが
1作目から、きちんとハリーの目はまっすぐに見つめているんです。
容姿のどれをとっても難いジェームズの姿をしている所為で
その感情を表に出すことは出来ず、勿論隠していることだったので
明らかにすることもなく…本当にスネイプは孤独ですよね。
その孤独に必死に耐え、弱音を誰にも明かすことなく、
一番危ない場所でたった一人で戦っていたと思えば、
「一番勇敢な人」だと言うハリーの言葉に頷ける。
そしてどちらかと言えばダンブルドアの言葉の方が
Arionにとっては衝撃でした。
スネイプの言葉はどれも厳しいものばかりでしたが、
それに異を唱えることなく「そうだ」としか答えなかった
ダンブルドアの真意は読みとれません。
心の底からそう思って頷いているのか…
それとも演技としてそう言っているだけなのか。
けれどスネイプを相手にダンブルドアが嘘を言わなければいけない理由はない。
「死ぬべき時に死ねるように生かしておいたのですか」
「屠るべき豚のように育ててきたのですか」
ヴォルデモートを完全に消し去るために、どうしても
ハリーの存在が「あってはならない」のだとしても、
「情でも移ったか」
と、平気で言えてしまうダンブルドアにどう思ってよいのやら。
ダンブルドアがハリーのことを何とも思っていないとは思えないけれど、
あの言葉にどういう意味があるのだろう。
後々ダンブルドアはハリーの元を訪れ、
「君は勇敢だった」と言葉を掛けるシーンがある。
その時にはスネイプと対峙していたような黒い影は見えないし、
逆にハリーの行動を称えるような言葉しか掛けない。
奥深い人だとは思うけれど、彼の考えが読めない。
小説にしても漫画にしても全てに答えは出なくていいとは思う…
敢えて隠してこうやって読者に色々と考えて貰うっていうのも
ある意味、手かもしれないけど…けど…彼の真意が知りたい。
でもハリーはダンブルドアを信じていたから分霊箱を探し続けたし、
ハリーは「自分が死ぬべきだ」と知った時も、
ショックではあっただろうけど、それを受け入れていたし、
それを知ったからといってダンブルドアに対する感情を変えたとは思えない。
もしダンブルドアを軽蔑したとすれば、息子に「アルバス」名前を
与えることはしないと思うからね。
リリーが殺されて、ゴドリックの谷に向かったスネイプが見たのは
死んだジェームズとリリーの亡骸、それを前に泣きじゃくる赤ん坊のハリー。
リリーを抱きしめて慟哭するスネイプには相当泣けた。
それを後ろからじっとみてるハリーの存在も泣ける。
感情が先に出てしまうようなシーンなので
どうも言葉で表すのは難しいんですが、
太陽の存在を失ってしまって、もうこの世の終わり。
結局絶縁状態で仲も戻せずにすれ違ったままで
(映画しか見てないの原作ではどうなっているのか)、
死に別れてしまって…
ダンブルドアの問いにスネイプは答えることはなく、
守護霊の呪文で応えますが、彼の守護霊は雌鹿でした。
ジェームズの守護霊は雄鹿というのは周知の事実で、
息子であるハリーもジェームズと同じく雄鹿です。
けれど、リリーの守護霊は何か明らかにされていませんでした。
なのに、それなのに…スネイプが雌鹿を出しただけで
殆んどの人が「リリーの守護霊と同じだ」と思ったことだと思います。
リリーの守護霊が雌鹿だなんて、少なくとも映画Verでは一言も
出てきていないのに(原作では出たかどうか分かりませんが)、
何故かそう思ったんですよね。
そしてスネイプは何も言葉にして言っていないのに、
それだけで今なおスネイプがリリーを愛する気持ちは
昔と変わっていないのだと思わされました。
それを見てダンブルドアが「リリーの…これほどの時が経とうとも…」
と言葉をなくしたように言えばスネイプは一言「永久に」とだけ答えます。
永久に…聞けばとても特別な言葉で、深い言葉ですが…
英語Verで見た際、この台詞は「always」という単語でした。
永久と言えば一番最初に頭に浮かんでくるのは「forever」だったんですが、
何故「always」という単語を使い、和訳を「永久に」としたのか。
その答えは、先にありました。
その後ハリーは死を覚悟してヴォルデモートを対峙するため
禁じられた森に向かい、そこで蘇りの石を手に入れました。
その石を使ってリリー、ジェームズ、シリウス、リーマスの4人と再会します。
言葉少なく会話した後、ハリーはリリーに頼み事をします。
「僕の傍にいて」
「ええ、ずっと」
なんらおかしくない会話です。
ですが、このリリーの返答が英語Verではスネイプと同じく「always」になっています。
それに気付いたとき、なんとなく「ああ」と理解できました。
リリーがハリーを想っていると同じくらいの愛情で
スネイプもリリーを想っていたのだと思います。
また「forever」は特別な意味を感じさせ、「always」は日常的な意味合いが感じられます。
つまり、スネイプやリリーが「always」を使った意味は、
それがより身近な存在で、より当たり前で、普通だと思っているから
「always」を使ったのではないかと思えました。
相手を愛していることが当たり前だったから、特別な「forever」ではなく
ふと「always」をつかってしまった…ということだったら素敵だなって思いました。
そしてスネイプ先生が大好きです。
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