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ホント、ためになるどころか、ダメになるメイキングですけど。
ありがたい機能はたくさんあるだろうに、
一切使いこなせてないArion流(つまり我流なんだよ)の
イラストカラーのメイキングっす。

この前、髪のカラーを入れたので、
今度は服のカラーの入れ方です。
正直相当大雑把です。
こんなんでいいのだろうかと思いつつも、
そうやって塗ってるという適当具合。
まじめにカラーを入れてる絵描きさんがすごいっす。
一応隠しとくので、気になる方だけ見てやってください。

ためになるダメになるメイキング。
服のカラー編っす。

拍手[0回]


前回同様に某サイト様に捧げたお譲ちゃんのカラーの続き。
完成品は一応、こちら。



髪は入れ終わったので、今後は着物のカラーになります。
前回はここまで塗っていた。



新しくレイヤーを作って適当に「着物」とかタイトルを付け、
頂いていたイメージ画に近いカラーでとりあえず下塗りします。



見てわかるようにこの時は袴は描いてなくて、
のちのちに描き足したという適当具合ですんません。
とりあえず袴じゃなくて、今回は着物(単)のカラー入れです。

塗りつぶしで一旦色を入れましたが、ペンの上はカラーが入らず
背景(紫色)を外すと色が入ってないせいで、
ちょっと浮いた感じになるので、Arionは必ずペンをいったん外して
ペンの下にも同じ紺色で色を重ねています。
(今度それも画像残しておきますね)
下塗りが終えたらレイヤーにロックを掛けて、
光源が一応右から設定なのでそれに合わせて濃い色で影を塗ります。



濃い色はベースカラーを深くした色。
今回ならさらに青を多くした色で、基本黒はあまり入れません。
(最終的には混ぜることも多いですが…最初は濃い色=黒ではない)
隣の赤い服の方と(もうバレバレだけど)重なっているところは
とくに濃い色を乗せ、腕組してるところなど、影になりそうな場所は
結構大雑把に、しかも太めの線で入れていきます。



影を乗せたらそれを今度はぼかしていきます。
ぼかしツールの範囲のやや広い(中)で違和感ないようにぼかします。



お次は更に濃い色(この時は黒を混ぜることもある)で
更に影を重ねていきます。が、この時はペンの太さを少し細めに設定。
あまり太いと先ほどの影を全部つぶしてしまうので、
細めに設定して塗りこんでいきます。
まぁ、塗る場所は勘なんですが、腕を組んだすぐ下とか、
襟足の部分など、影になる場所がすぐ近くになる場所を塗っていきます。



でもってさっきと同じようにまたぼかします。
けれど今回のぼかしツールは先ほどよりも範囲の狭い(小)を使い、
あまり広範囲にぼかしきってしまわないように注意します。



そこまで出来たら今度はハイライトを入れます。
影ばっかりだと黒くなりがちなので、ちょっと明るい色を乗せて
さらに立体感を出していきます(まぁ、まったく出せないんだけどね)
服のハイライトは髪と違って実際にハイライトツールは使いません。
使ってしまうとテカテカとした光沢感が出てしまい、
今回の着物生地には到底見えなくなるからです。
(服の素材設定によってはハイライトツールを使うこともありますが)
なので今回はベースだった青を薄くした青でハイライトを乗せていきます。
光源は右側ということを念頭に置いて、キャラの左肩や胸、
袖や襟などに、ホント…適当にハイライトを乗せます。
Arionは細いペンで入れることが多いです。



それをまたぼかします。
今回はハイライトは1回塗りのつもりなので
ぼかしツールの範囲は小でぼかしていきました。
あんまりハイライトは重ねすぎると目に痛い感じになる
(とくに濃い色の服だとテカテカしてしまう)ので、
1回にしておきました。
逆に明るめの服はハイライトを2回ほど入れた方がいいと思います。
(言っておくけどArion流であって、Arionの考えだよ!)

この後は全体を見て、やっぱり袴はあった方がいいな…と
考えを改め袴をカキカキ( ..)φ
袴の色も乗せて完成です。

  

並べるとこんな感じに出来上がりになります。
…というか、もう相方が誰なのかモロばれだね。

以上、ダメになるメイキングでした!
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