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Histoire - イストワール -
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遅くなったけど、今週のJUMPです。

今回はone-piece。
ああ、今回も、one-pieceって言った方が正解かな?

ジンベイによって語られる魚人と人魚、それに人間達の過去の話。
正直、本当に考えさせられる話でした。

人間が魚人や人魚を迫害し、見世物として捕まえたり、
奴隷として売買したり…過去に…いや、一部では現在もですが、
行われている魚人達に対する仕打ちは酷いものです。
言葉を濁していたけれど、あの人(タコ)の良いハチが
海賊になろうと決心するくらいの勢いですから、
当時の迫害と言うのは相当ひどいものだったんでしょう。

そんな中でも、人間と魚人・人魚たちが共存出来るようにと
頭を悩ませ、心を砕いていたオトヒメ王妃の行いを
誰が諌める事が出来るでしょうか。
今は苦しんで、虐げられていようとも、共に生きる未来を模索して
力をふるっていたオトヒメ王妃を
リュウグウ王国の国民は本気で慕っていたのだと、
踏み絵を踏めないと言っている時点で思い知らされました。

その考えとは打って変わり、
人間とは完璧に縁を切るべきだと、立ち上がったのは
後の魚人海賊団船長…フィッシャ-・タイガー。
彼の行いもまた、誰にも咎めることが出来ないように思えます。
彼は単身敵地に乗り込み、奴隷として酷使されている
同胞達を自らの命も顧みずに戦い、救い出した。
そんな彼に対する敬意と感謝の念は、
助けられたハンコックの言葉で凄く伝わります。

今を苦しむ、仲間達を救おうと立ち上がったタイガーと
後世の世を想って、必死に今を戦い続けて来たオトヒメ。
どちらが正しいとか、どちらが間違っているとか、
本当に誰にも決めつけることは出来ないように思います。

ただ、気になるのはそんなオトヒメ王妃が暗殺されたということ。
そして次回明らかになるであろう、ジンベイとアーロンの関係。

でもって、ナミとアーロンの関係については、
エース編があまりに酷過ぎて忘れていましたが、
彼女は幼い頃に目の前で、母親代わりのベルメールを射殺されたのだ。
と思えば、確かに許されない程の仕打ちであると。
償いきれない罪だというハチの言葉を理解した。
ハチはその罪を一生背負って生きていくのだと思えば、
彼もまた今回の件に巻き込まれた被害者の様に思えました。

被害者が、加害者に。
その加害者が、今度はやっぱりまた被害者に。

漫画のことなんだけど…現実にそういうことってあるよね。
って思えば、one-pieceは考えさせてくれる話だなと思う。

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