黄昏て空

久し振りに空が晴れたので、まァ…晴れと言うか
曇りっぽい感じだったんですがね。
雨がやっと上がったので久々に夕方に家を出ました。


はい、また懲りもせずに走りにいきました。
と言っても最初は歩いて体を慣らし、
それから好きなだけ走るんです。
疲れたらまた歩いてクールダンして
また走りたくなったら走るという無駄に体力を遣う。

そんな時に不意に空を見たら雲がきれいなんですねー。

音楽を聴きながら走るのがすげー好きで
浸って走ってるんですが、そんな時に空を見て
すげー感慨深くなりました。

その空はずっと変わらないんだろーなーっと。
今も昔も、これからも何にも変わる事なく、
雲は永遠に空を漂い、世界を巡って色んな事を見て来ているんだと
無性に泣けて来ました。

あ、勿論。
雲は水蒸気の集まりで、いずれ水分を含み過ぎた水蒸気は
雨となって降るのは分かっていますよ。
永遠なんてあり得ないでしょうがそこは無視して下さい・笑


見上げる空は様々な色を持って青く広がる。
雲はいつまでも穏やかに流れ、どんなにその形を変えても
永遠に姿を変える事は無い。
この空は全てを見て来たんだと思うと
過去の出来事や、この国の成り立ち。
人の過ちやけがれも見守っていいたのだと思うと
何故か羨ましくも感じるし、妙に寂しくもなった。
誰が生きていても変わる事のない空。
誰が死んでも変化のない空。
ただそこにある空。


うん、すげーなー。
自然の力って。
↑それじゃないと思う。